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消滅時効の援用通知書

一般的な、借入れた消費者金融会社に対して行う、時効援用書面の文例です。

援用後の取立て・請求行為をしないように牽制し、信用情報センターのブラック情報の抹消ももとめておきます。
また、債務者本人が知らないうちに親族が代払いしていた場合や、時効完成後の支払督促などの法的手続きも認めない旨、予め説明を入れてます。
時効の援用においては、「法的な支払い義務が無くなる」ということであって、弁済などによる「債権の消滅」とは意味が違いますので、借用書の返還などは求めません。




消滅時効援用通知書


平成●年●月●日


被通知人
 東京都●●区●●○-○-○
 ●●●●ビル●●階
 ●●●●株式会社
 代表取締役 ●●●● 殿

通知人
 東京都●●区●●
 甲野 太郎


 貴社は私に対し、貸金の請求をしておりますが、私が貴社より借り受けた金員は最終弁済期日より既に5年以上が経過しており、時効が完成しております。
契約番号:○○○○○○○○
生年月日:昭和○年○月○日生

 つきましては、私は貴社に対し、本書面を以って消滅時効を援用させて頂きますので、今後一切、私に対する請求は行わないで下さい。
 万が一、電話やFAX・文書・訪問その他、方法の如何を問わず、取り立て行為が発覚した場合には、貸金業法第21条、又は刑法第249条・同250条の違反行為として、刑事告訴などの然るべき法的手段をとる所存ですので、ご承知おき下さい。
 なお、もし貴社において時効中断処置を講じているとの主張をされるのであれば、その旨を証拠資料とともに、書面にてご回答頂けるよう、お願いします。
また、本書面受領後、遅滞なく、信用情報センターに対して、事故情報の抹消など適正な情報登録を行って下さい。
万が一、適切な措置を講じないがために経済的な不利益や損害を被った場合には、別途、損害賠償請求をする場合がありますので、ご注意下さい。
 もしも貴社が、法律上の利害関係が無い親族からの代位弁済などを受けていたような場合には、債務者の意思に反する弁済として、これを取り消し、別途、弁済者より不当利得返還請求を行う場合も御座いますし、貸金請求の訴訟や支払督促などの法的手続きを行われた場合には、別途、虚偽訴訟に対する損害賠償請求をするなどの然るべき法的手続きを行う所存ですので申し添えます。

草々






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